富貴蘭「獅子甲龍」のヘゴ着けです。
葉は狂い葉で、全ての葉ではありませんが葉に甲龍をのせます。
本種は細葉の割には他の品種以上に太い根を出し、根張りも良いためヘゴ着けに適しています。
花が咲くことはまれですが、ヘゴ着けでは開花することが多くあり、花弁は細くかつ変化し、距が極めて細く自在に曲がりくねる変化花です。(3枚目写真参照)
ヘゴに着けて10年以上経過しており、ヘゴに活着していますので、このまま何年でも植え替えなしで支障ありません。
着生ランのユニークな性質を、ヘゴ着けランで見て育ててお楽しみください。
50本立ち子芽3本付き及びヘゴに自然実生したノキシノブ2株がヘゴに着いています。
株全体(根・ヘゴ・ノキシノブを除く)の最大幅約33cm、上下約30cm、張り出し約15cmで、小葉傷・墨汚れ10枚及びノキシノブに葉切れ2枚あります。
栽培環境は無加温のガラスフレーム内です。
ヘゴ着けランは植え替えの必要もなく、乾燥に対しても強くなっているので水やりは4月~11月は3~5日に1回、冬は1週間に1回程度やってください。
ヘゴ着けランの育て方説明書を添付いたしますが、詳細につきましては、当園ホームページ「植物と暮らせば園芸楽」もご覧ください。
「世界らん展2022」に当園のヘゴ着け富貴蘭を出品した状況も掲載してあります。
はままつフラワーパーク内の大木に着生したフウランの状況もご覧いただければ幸いです。
風蘭(園芸品種を富貴蘭と呼びます。)は関東以南に自生し、樹木の枝や幹に着生(木から養分は摂りません。)するラン科の多年草で、寒さ・暑さ・乾燥に強く、西日本では温室設備がなくても育てられます。6~7月に咲く白色の品のある花は夕方から夜にかけて良い香りを出します。
本品はらくらくメルカリ便(100cmサイズ)にてお送りいたします。
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