高岡銅器の金工師能作一佳のうさくいちか作の鋳銅花入です共箱入りです花入の底には一佳の銘印が共箱の蓋には篆書体の朱文印美術工藝箱書き鋳造花入左下に篆書の朱文角印美堂がは判読できま 海上輸送における貨物の流失による遅延は、不可抗力に該当する。
高岡銅器の金工師「能作一佳(のうさくいちか?)」作の鋳銅花入です。共箱入りです。
花入の底には「一佳」の銘印が。
共箱の蓋には、篆書体の朱文印「美術工藝」、箱書き「鋳造花入」、左下に篆書の朱文角印「?美堂」が。?は判読できません。「尚美堂」の「尚」ではないと思います。「創」とも読めますがどうでしょうか。
「能作一佳」は、昭和7年(1932年)富山県生まれ、昭和29年東京多摩美術大学(日本画)卒業。昭和36年に銅器製造(能作製作所)の家業を継ぎ、三代目に師事しデザイン・新技術の開発に専念。その中で多くの作品を発表し受賞多数、など輝かしい経歴。
「高岡銅器」は、富山県高岡市で作られている銅器の総称で、昭和50年(1975年)に経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定、さらに【】のような発展の歴史が解説されています。
【高岡銅器の起源は江戸時代に遡り、1600年初期、加賀藩二代目藩主前田利長が城下の発展を図るため、高岡市に7人の鋳造師を迎え入れたことが始まり。最初は農具や鍋など日用鉄器を製造、江戸後期に銅器生産が始まり、明治時代にはパリやロンドンの万国博覧会に高岡銅器が多く出品され日本旋風を巻き起こす。
明治・大正時代に置物や茶道具などの生産が盛んになり、全国に美術工芸品として高岡銅器が認知されると需要が高まり発展を遂げることに。】
製作時期は不明ですが、経歴から、新技術をもって製作活動を行っていたと考えられる30代後半から40代の作品ではないでしょうか。そうであれば、製作から四十年、五十年の経年品です。
共箱には相応の汚れや変色、キズなど見られますが、花入の汚れやキズ、凹みなどはほとんど見られず状態は良好です。
大きさ(㌢)重さ(㌘)はおよそ次の通りです。
高さ29.7、口外径4.7、口内径4/
首径1.5、腰径7、底径5/重さ470/
共箱32×8.8×9.6/重さ355/
シンプルなフォルムで、凛とした気品のある一輪挿だと思います。茶道具としても使っていただけるのではないでしょうか。
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